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ICI治療薬のメリットとデメリット

医者陰茎海綿体に直接薬剤を注入するICI治療薬は、自己責任における自己注射という内容からいささか躊躇してしまう面が否めません。

国の認可もおりていないことから使用にあたっては心配される方も少なくはないと思いますが、実はバイアグラやレビトラといったED内服薬と違い即効性があり、フランスでは31年前から導入されている治療法なのです。

昔は副作用の懸念がありましたが、1986年頃からプロスタグランディンと呼ばれるホルモン様物質が使われるようになり、必須脂肪酸に似た分子構造なので安心してトライすることができるようになりました。

この、プロスタグランディンは物質そのもが20種類以上にも及び、動物の組織器官や軟珊瑚に存在するもの。血管拡張剤として血管外科や産婦人科などでも使用され、EDに限定されない幅広い医療分野で活用されています。

活用枠には次のようなものがあります。

・細胞中のカルシウム、イオン放出や皮膚からの水分放出
・筋肉の自動的反射を滑らかにする
・細胞分裂の促進
・神経への刺激伝達のコントロール
・側副血行の増減作用
・関節や血管内の血圧コントロール
・血圧の拡張・収縮作用

EDにおいては海綿体への血液の流れ込みが困難な状態です。このため、男性器が勃起といわれる現象がおきません。

プロスタグランディンを注射によって海綿体へ直接注入することで、性的刺激がない状況下でも悪作用を与えるPDE-5酵素に阻害されることなく海綿体への血液の流れ込みを可能にします。


ICI治療薬のデメリット

ICI治療薬は医師の指導のもと、自己責任で注射を行うものですが、一般に個人に合わせた内容で薬液を調合するのでデメリットと言われる副作用が殆ど心配されないのが特徴です。しかし、稀に陰茎の疼痛、不整脈、めまい、顔面の紅潮、海綿体の線維化などが起きることがあります。

また、プロスタグランディンの作用が強すぎて、勃起状態が長時間に及ぶケースも否めません。4時間以上続く場合には早急な対処が必要です。

ICI治療を受けるにあたって、デメリットを回避するためにも、常にドクターとの連携がとれる関係にあることが大切です。

ICI治療薬は以下の疾患を抱えるケースでは受けることができません。
・鎌状赤血球性貧血
・心臓血管系疾患
・多発性骨髄腫
・白血病

この他にデメリットとしては医療保険対象外のため、一本あたりの価格が凡そ1万円かかるという点。性行為に至るたびに注射をする必要が生じてしまいます。

ED治療薬との違いとメリット

ICI治療薬は海綿体に成分がとどまるので、内服タイプのED治療薬と決定的に違う点が血液中に成分が拡散しないこと。このため、心臓への副作用の懸念がなく、注射後5分程度で勃起状態をおこす即効性が期待されます。

実際の効果への言及結果においても、バイアグラやレビトラが7~8割の効果に対して、ICI治療薬は9割強の効果が実証されており、ED治療薬では改善がみられない心因性や神経性のEDにも期待が持てます。また、ED治療薬の内服が難しい高血圧や心臓病、血液透析といった疾患を持つ方や前立腺がんの治療経緯がある方にも改善効果を実感できたとの報告がなされています。

注射と聞くと怖いイメージを持ちがちですが、ICI治療薬は自動ペン型注入器といわる注射器を使用しますので抵抗感が少ないといわれます。気になる痛みも、薬液が微量で髪の毛ほどの針の太さなので躊躇うことなく注射が可能であるといえます。

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